2020年に読んだ神本TOP3
第三位 なぜ世界のエリートは「美意識」を鍛えるのか
複雑で変化の激しい現代において、論理的思考だけでは太刀打ちできないよね。
っていう話の展開から、どのように「美意識」を活用していくべきかってことが主張されてる。
人間の直感ってもっと単純化された領域でしか役に立たないイメージだったけど、かなりその認識が覆された気がする。
今までは論理的思考と美意識は対になる存在で、各々が活躍する領域はお互いに独立していると思っていただけに、「美意識を論理的思考で支えていく」っていう考え方は新鮮で、自分の視野がグッと広がった感覚がありました。
第二位 習得への情熱
チェスと太極拳推手の両方で世界トップクラスだった男のお話。
彼の人生を振り返りながら、どのようにチェスや太極拳推手を極めていったのかが書かれている。
物事の本質を見抜くことや、それをどのように磨いていくことかという話もかなり参考になったけど、
何よりも練習や試合中におけるメンタルの話がかなり強調されていたのが印象的だった。
自分が思っていた以上に、筆者の経験はメンタルが成長や勝利に大きく関与していた。
改めてメンタル的な部分を考えさせられるきっかけになったし、以前自分が学んだこととの共通点もあって自信にもなった気がする。
第一位 相手は変えられない ならば自分が変わればいい
人間の悩みのほとんどと言われる人間関係において、マインドフルネスと心理療法ACTという療法の観点からどう向き合っていくかということが書かれている。
自分も読んでびっくりしたんだけど、基本的には恋愛における人間関係の衝突がベースに書かれてた。
とはいえ、誰かと協力する機会があるなら読む価値あり。
というか、誰かと良好な関係を築いていきたいなら必須級の本だと思った。マジでイチオシ。
はっきりいって、生温いことは書いてなかった。
真剣に、難しいけど、どう自分や相手と向き合っていくかが書かれてる。
小手先のテクニックではなく、人間として生きていく上での1つの大きな考え方を学ばさせていただきました。
良好な人間関係を築く上で、善か悪かは重要ではなく、価値があるのかが重要である
間違いなくこの考えは一生使っていくことになる。
自分は昔チーム活動で大失敗をしてて、それ以来チームにおける組織づくりについて結構勉強してきたつもりだったけど、この本に勝るものはなかった。
というよりも、真っ先に読むべき本だと思った。