好き?依存?回避行動?

 

 

自分の好きなものがわからない。

 

 

いや、厳密にいうと

それが本当に好きなのか、依存しているだけなのか、何かを回避するためにやっているのかの区別がつかない。

 

 

高校生時代の自分であれば、何が好き?と聞かれれば、間違いなくポケモンと答えるだろう。

毎日ポケモンのネット対戦のことばかり考え、合計3000時間以上を費やし、世界一にも輝いた。

 

 

 

でも、それって本当に好きだからやっていたのだろうか。

レーティング対戦というゲーム開発者側が開発した、ゲームを長く続けてもらうための仕組みに踊らされ、

ポケモンというコンテンツよりも勝つことが好きで、たまたま勝つことができて、

それによって周りから認められていく体験に依存していただけではないのだろうか。

 

現に、世界一になった後は以前よりも勝てなくなっていって、

その状態でやるポケモンの感想は気持ち悪い以外に形容する言葉がなかった。

 

 

 

 

 

今はどうだろう。

ダンス、イラスト、プログラミング、読書、ブログ、YouTubeなど、わりといろんなことをやっている気がする。

 

でも、何一つとして自信をもって好きだと言えるものがない。

継続できている理由としては、やってて気持ち悪くならないからでしかない。

 

 

 

ゲームって、やったところで何が得られるのかよくわからないから嫌いだ。

娯楽のためのコンテンツに対して、何かを得たり成長できるかという観点でしか考えられなくなっている自分も嫌いだ。

それをやると気持ち悪くなってしまう自分も嫌い。

それを回避するために特に好きとも言えないことを継続している自分も嫌い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の成長につながらない行動を気持ち悪く感じる理由はなんだろう。

 

 

 

 

 

自分が成長しなかったところで別に何の問題もないのに。