日本人 × Atomic Designによって直面する"オーガニズム"問題
Atomic Designについての説明は割愛させていただくが、
本記事を読む上で、「User Interfaceの整理術」程度の認識で問題ない。
Atomic Designを扱う上で、Organisms(オーガニズム)という単語を使用することは避けては通れない。
この「オーガニズム」という単語を聞いて、何を思い浮かべたかを正直に答えていただきたい。
そう。生物や有機体といった意味だ。
天下のGoogle先生に聞いてみても、この事実は揺るがない。
...イカれてやがる。
オーガズム(Orgasm)とは、骨盤周りの筋肉にリズミカルな痙攣を伴い、強い快感を生んだ後に弛緩状態に至るものであり、
オーガニズム(Organisms)とは全く関係ない。
語源も、スペルも、イントネーションも異なる。
しかしながら、日本では頻繁に、"オーガズム"が"オーガニズム"と誤って使用されている。
この何気ない誤用が、日本に甚大な被害をもたらす。
例えば、頭精子畑な男子大学生に、Atomic Designを教える状況を思い浮かべて欲しい。
Organisms という単語が出現する度に、頭精子畑の頭の中には、女性が快楽に溺れる映像が浮かんでしまうだろう。
そうなってしまっては、もはやAtomic Designの話をしている場合ではない。
一刻も早く、己の欲望を、己の右手で、開放しなければならないという重大なタスクが発生してしまう。
Atomic Designが優れたUIデザイン手法であることは、わざわざ私が述べるまでもないことであろう。
しかし、日本で、特に性欲旺盛な男性がチームにいる場合は注意が必要だ。
"オーガニズム"の誤用については、形容し難い憤りを感じるものの、長い年月を経て染み付いた誤用を正すことは困難である。
そのため、私たちはこのような問題があることを認識および理解し、
チームメンバーや環境に応じて、対策を講じていく必要がある。